コーチ歩です!

4/17(日)に茨城県土浦市で開かれた第26回かすみがうらマラソンに参加してきました。

日本三大マラソンと呼ばれるほど参加者数が多い大規模な大会です。

種目はフル、10マイル(16km)、5kmです。

国際盲人マラソン大会も兼ねていて、伴走者に有森裕子さんなど、有名なランナーが多数参加するのも特徴のひとつです。

また、去年からは、東京マラソンの提携大会なっています。
2時間55分以内でゴールした茨城県登録のランナーの中で上位のランナーには『準エリート』ランナーとして東京マラソンに参加する権利が与えられます。

今年は実力のあるランナーが更に集って、激しい準エリート争奪戦が繰り広げられることが予想されました。



水戸ランナー塾からもフルマラソン、10マイル、5kmに参加しました\(^o^)/


僕が走ったのはフルマラソン。
もちろん狙うは東京マラソン準エリート!!

順調に練習を重ねて、準エリートゲットできそうな手応えがありました。

しかし、何と先週風邪を引いて寝込んでしまいました(ToT)

大会前の風邪は絶対に気を付けなければいけません!!

表面的に症状が抜けたとしても体には必ずダメージが残っているからです。
特に熱を出した場合、スタミナは半減すると考えてがいいと思います。

気の緩みがありました。すぐに熱は下がったので、2日練習を休んで2週間はjogのみで調整。
毎日早く寝て、栄養を摂って、回復に徹しました。

レースプランも変えました。

準エリートを確実にするために2時間40分に近いタイムを目指していました。

しかし、風邪を引いた今、前半からそのペースで走れば後半失速するリスクが高くなったので、2時間50分を切るペースで走り切ることを目標にしました。

1kmに換算すると…
3分47秒→4分00秒のペースです。

コースの特徴は、前半にアップダウンがありますが、22km以降はフラットな走りやすいコースです。

前半はなるべく抑えて後半余裕があれば爆発させたいと目論んでいました。

しかし!!

そんなプランも覆すほどの過酷な条件が待ち構えていました。

それは強風と雨です。予報では南、あるいは南南西の風速8-9mΣ(゜Д゜)

後半はほぼ向かい風になります。予報通りなら後半のペースアップはかなり厳しい(ToT)

さて、結果はどうだったでしょうか??

イメージ 1



グロスタイム 2時間53分08秒
ネットタイム 2時間52分55秒

総合108位/14,045人中
男子陸連登録の部 98位/1,721人中

でした!!

やはり後半の風が半端なく、横風に体が浮いて前に進まなく感じる区間があったり、39-42kmは正面から暴風雨を受けて前が全然見えない状態になりました(×_×)

直前に引いた風邪の影響感じました。
練習でもあり得ないくらい早く疲労を感じ始め、向かい風区間に入って両足が痙攣し、一時はキロ4分30秒くらいまでペースダウンしました。

それに、スタートラインに直後に尿意をを感じ3kmで1分近くトイレロス。トイレが近いのも風邪の影響かもしれません(笑)

こんな内的、外的悪条件の中で、大幅に落ち込むことなく粘りに粘って走り切れたので、とても満足しています(*^^*)


最後まで諦めずに走り通すのにとても役立ったこと。

『苦しいときには、にっこり笑え(^o^)』
父仁コーチがよく口にする言葉です。

『喜びに満ちた心は治療薬としてよく効く』
これは僕が好きな格言のひとつ。

『きつい…ゴールできるかな…』と不安な気持ちに支配され始めると脚がつり始めました。

逆に、30km以降は苦しいときに『ありがとう!!』と積極的な言葉を頭の中で繰返し、心を積極的な思いで満たしたら体がどんどん前に出るんです(^o^)

『病は気から』と言いますが、本当です。

どしゃ降りと暴風の中、笑みを浮かべて走っているおかしなランナーになっていたかもしれません(笑)

オールスポーツの写真が楽しみです(^^)



今回もたくさんのことを学べたレースでした。

東京マラソン準エリートの基準タイムも無事クリア(^^)v

順位的に厳しいと思いますが、わずかながらも可能性は残こすことができたので、良かったです♪


かすみがうらマラソンの経験をまた指導に活かしていきたいと思います!!


かすみがうらマラソンに参加された方々、悪天候の中、すばらしい運営をしてくださったスタッフのみなさん、そして、応援してくださったすべての方々、本当にありがとうございました\(^o^)/